【体験談】BCGを打った後コッホ現象が出た話【実際の写真有】

こんにちは!やむちゃです!

早いもので次女ももうすぐ生後五ヶ月になります。

来週には市の4か月検診もあり、すごくドキドキしているのです。

なぜかというと、長女がBCGを打った後、コッホ現象が出たからなんです( ;  ; )

今回はその体験談と2年に及ぶ経過を、簡潔にまとめて見ました。

目次

BCGを打った後、コッホ現象が出たかも?

結核に感染しているお子さんにBCGワクチンを接種すると、接種したところの反応がふつうよりも早く、強く出ます。これを『コッホ現象』といいます。(日本ビーシージー製造株式会社より

通常、BCGを打った後は接種した10日前後から少しずつ赤くなっていき、接種後約1~2か月後から強い反応が出ます。

長女の場合は

BCGを接種した翌日には赤くなっていました。

BCG接種当時からの経過写真

接種した直後の写真。特に腫れはありません。

接種した翌日の写真。

接種してから30時間後くらいです。

全体的に赤く腫れています。

接種後3日目

相変わらず赤く腫れており、少し膿のようなものも見えます。

接種から4日目

かなり赤く腫れています。

接種後1週間

3日目あたりから変わらず赤く腫れています。

接種後10日目

少し乾燥してカサカサしている時もありましたが相変わらず赤く腫れています。

接種後13日目

赤み変わらず腫れています。

接種後2週間

膿が出てきたりしてかさぶた状になることも。

接種後3週間

かさぶたと腫れはあまり変わりません。

接種後1ヵ月

しっかり膿が出てきました。

コッホ現象かも?と思ってとった行動。

コッホ現象についてはBCGを受ける際、チラシが入っていたり先生からお話しされたりして知ってはいましたが、実際どのくらい腫れたら受診するべきなのかがあいまいでした。

確かに腫れているような…でもこんなもん?

と、気になって、その時入っていた、「たまひよプレミアム」という有料の育児コンテンツの中に「ママさん医師個別相談」というサービスがありいました。

写真も添付して、これは受診するべきなのかどうなのかを聞いたところ、

写真だけでは判別がつきにくい、気になるのであれば受診を。という返答でした。

実際もらったチラシに載っていた写真ほど腫れているとは思えなかったのと、翌日から遠方の実家へ1週間旅行したこともあり、気になって経過写真は撮っていたものの、受診したのはBCGを接種してから10日経った頃でした。

やむちゃ
やむちゃ

中途半端に知識もあって接触皮膚炎かなとか思ってました…

受診のきっかけは、旅行から帰ってきた際便秘がひどかったのでかかりつけの小児科に受診したことでした。

かかりつけの先生に、便秘の診療をしてもらいながら、さらっと「BCGの翌日から腫れてたんです」と伝えると「え?なんですぐ保健所に連絡しなかったの?言われたでしょ!」と強めに怒られました。

本職が医療業界のくせに本当にポンコツでごめん娘。と自宅一人で泣きました。

保健所に連絡する

BCGを受けた際にもらったチラシにかいてあった保健所に電話をかけ、事情を説明しました。

保健所からは、経過の写真を撮っていたのであれば、その写真を添付してメールで送ってほしいと言われました。

その後、メールをみた担当の方から

「これは判別がつかないので今からお伝えする病院に受診してください」

と、大きい子供病院に受診することになりました。

大きい子供病院に受診

この後の治療経過については、その担当医の判断や個人差があるので、参考程度になさってください。

うちの場合、連絡が遅くなったのもあり大きい子供病院に受診することになったのはBCGを受けてから2週間経った頃でした。

本来であれば、もう少し早めに受診して、BCGによる結核菌抗体ができる前にツベルクリン反応で結核の検査をするのですが、もう2週間経っていたこともありツベルクリン反応はせず、全体検査をすることになりました。

やむちゃ
やむちゃ

うちの失敗を踏まえて、BCGの翌日に赤くなっていたら間違っててもいいのでかかりつけの小児科医に受診してくださいね!

身体測定と胸部レントゲンと採血

まずは身体測定。そのあと採血と胸部レントゲンでした。

生後5~6か月の子供の採血は、血管が細く、さらにむちむちの腕でかなり難しいのだと知りました。

暗い部屋で手のひらから明るいライトを当てて血管を浮かび上がらせてから注射針を刺す。

何度か刺される娘。その度に泣きます。

胸部レントゲンも、台の上にグルグルに固定されて泣きわめく娘。

本当にかわいそうで私が泣きそうでした。

自分がもっとちゃんと受診させていれば…とメンタルもずたずた。

2週間後に採血結果と今後の治療方針

結局、胸部レントゲンの結果も、採血結果でも結核の感染は疑われませんでした。

しかし、ツベルクリン反応をしていない実情でBCGをして腫れてしまっており、保健所からの受診勧告ということもあったのでしょうか。

結局生後6か月から1歳までの半年、毎日薬を飲むことになりました。

やむちゃ
やむちゃ

生後半年でお薬デビュー!しかも風邪薬じゃなくて抗結核薬!!

処方されたお薬は?

処方された薬は

イスコチン錠(イソニアジド)のみ。

1日2回で体重換算されていました。

本来、結核菌に感染しているとされる場合、処方される薬は数種類になることが多いです。
今回、我が子が1種類で済んだのは担当医の意向であり、個人差がある内容になりますので、参考程度になさってください。

この錠剤を生後6か月の子が飲むためには、薬局薬剤師が錠剤をつぶして粉状にしたものを投薬してくれると思います。

子供に飲ませる前に自分で少しペロリと確認しましたが、めちゃくちゃマズイ。

まだ離乳食も始まったばかりの子に上げるにはかなり苦労するだろうと覚悟を決めました。

うちでのマズイ薬の飲ませ方

やむちゃ
やむちゃ

子供への飲ませ方はいくつか知っていました!

  1. ペースト状にして上あごに擦り付ける
  2. 団子状にして口の中に入れる
  3. 離乳食の中でいつもは食べないバナナプリンに混ぜる
  4. 粉のまま上げてみる
  5. 少しだけ水に溶かしてスポイトで飲ませる

いずれも試してみましたが、結局3のバナナプリンに混ぜるが一番食べてくれました。

もう少し子供が大きければ離乳食の幅もあったとおもうのですが、まだまだドロドロのものを受け付けるかどうかくらいの月齢だったので、離乳食のバナナプリンが一番食いつきが良かったです。

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感想(0件)

おかゆに混ぜておかゆ嫌いになっても困るので、主食や副菜には混ぜませんでした。

生後6か月から2歳になるまで定期受診

結局、コッホ現象が出たからといって、子供自身に症状が出ることもなく

定期検査や検診でも特に問題なく成長し、

2歳になった今年、ようやく治療が終了しました!

1歳以降は薬もなく、定期受診だけでした。

こども病院の先生はとてもやさしく、受診が遅れてしまったことに対しても、「これはわかりにくかっただろうしお母さんの対応は間違っていませんでしたよ。」と言ってくれて救われました(´;ω;`)ウッ…

でも、やはり私自身、もっと早めに受診させてあげれば、ツベルクリン反応して陰性なら、採血やレントゲンで泣かせることはなかったし、生後半年から1歳まで1日2回苦い薬も飲まなくてよかっただろうし…と後悔の念が大きいです。

もし、この記事を読んでいる方で、コッホ現象かな?受診をしたほうがいいかな?と悩んでいる方がおられたら、迷わず受診をお勧めします。

特に何事もなければ「よかったね」で済むというだけなので。

コッホ現象かも?BCG翌日に腫れたら…まとめ!

  1. 経過の写真を撮っておく!
  2. 早めにかかりつけ小児科に受診!
  3. もしコッホ現象だとしてもお薬で治療できる!
やむちゃ
やむちゃ

結局、我が家は

  • BCG接種から14日目に大きい子供病院受診
  • その後、半年の抗結核薬投与がありました
  • 途中、胸部レントゲンや採血もしました
  • 2歳まで経過観察で受診していました

今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。

何度も書きましたが、

これは我が家の場合であり、治療方針や治療法は医師の判断により異なります。
気になれば、まず受診を!
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この記事を書いた人

2児の母であり専業主夫の妻👩
自由を夢見て日々奮闘中💭
本業+副業ライターで家庭を支えている一家の大黒柱です🙋‍♀️

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